映画「日本で一番悪い奴ら」を視聴したので、感想とか書いてみようかと。
少しネタバレの内容もあるかもしれないので、今から見る予定な人で変な情報を入れたくない方は、読み飛ばしてくださいませ(_ _;)
『恥さらし 北海道警 悪徳刑事の告白』が原作。
稲葉事件をモチーフに描かれたフィクション。
とはいえ、実際にあったことであり、こんな刑事がいたと思うと面白いというか、むちゃくちゃというか。むかし日本は色々あったんだろうなぁって思った。
主人公は綾野剛演じる「諸星要一」
正義感溢れる新米刑事だけど、同じ刑事課の先輩に「刑事は捕まえて(検挙)なんぼじゃ」みたいなことを言われる(ニュアンスはあってると思う)
諸星要一は、めちゃくちゃ柔道が強い。むしろそれで警察官になれたようなもの。
腕っぷしに多少の自信があった諸星は、覚せい剤や拳銃所持の現行犯逮捕が最も点数が高く昇格もしやすいという理由から、令状なしに乗り込み覚せい剤所持のチンピラを逮捕し、挙げ句の果てには暴力団と繋がりを持ち、銃の密売や薬の密売にまで手を染めていく。
こんなこと警察ができるわけないと思いきや、これが組織ぐるみの犯罪だったから、できたことで北海道警察の刑事課全体で行ったという、今で考えるとありえん話し。
この映画で話題になったのがホステス田里由貴役を演じた矢吹春奈と綾野剛2人のベッドシーン。
そう、濡場は2度あってφ( ̄▽ ̄*)
1度目は新人の諸星が由貴のクラブに何度か行ったとき、この頃諸星は強引な検挙が功を奏して成績も良かったけど、調子にも乗っていた。そんな矢先に由貴から気に入られる。
由貴の部屋に呼ばれた諸星。
シャワーを浴びる由貴に辛抱たまらん諸星は後ろから。。。。
この時矢吹春奈のフルヌードめっちゃ写ってます。
(バストトップまで)
そして、2度目の濡場はもう終盤に差しかかろうとしていた頃、諸星は拳銃密売の検挙、覚せい剤取締りの検挙、全てうまくいかない状況の中焦っていたこともあるが由貴をほったらかしていた。
久しぶりに由貴の自宅を訪ねた諸星。
その時由貴は覚せい剤の常習犯になっていた。
そんな由貴は久しぶりに訪ねてきてくれた諸星に対して抱いて欲しいと懇願。
「覚せい剤には手を出してはいけない!人間終わるぞ!」と大声で由貴を叱りながら、平手打ちしながらそれでも諸星に抱かれる由貴の姿が切なかった。
最終的には、諸星も薬に手を出してしまい、検挙されるというオチなんだけど。
結局、上の権力を持つ警察の一部の人間は、何も罰を受けない。
ただ、綾野剛の演技は良かったと思う。
彼らしさも感じたけど、いつもと違う綾野剛の演技も見ることができて映画の作品として満足のいくものだった。と、個人的には思いました。
かなり端折ってラン文になってしまった(_ _;)
いい映画だったということを、一番伝えたかったんです。